鎌倉

ことり食堂(旧KruaNok~食べて旅するアジアごはん)

2021.04.25 / 最終更新日：2021.04.25

鎌倉二階堂の荏柄天神社近くの路地裏にことり食堂さんがあります。

アジアを旅した気分になって欲しい。そんな思いを込めて店主のコダマさんが作った、エスニック料理のお店です。

見つけられると嬉しくなってしまう、路地裏にひっそりと建つアトリエのようなお店なのです。

お店を開くまでの経緯

学校を卒業後、赤坂で会社員をしていたコダマさんは、近所のタイ料理店のガパオの味に惹かれます。

「この味は、どうやってつくるのだろう」そう思ったコダマさん。
スゥンドシット家政大学の日本校に通うようになります。

一緒に学校に通っていた友人が、バンコクのガイドブックを出すことになり、取材の旅に同行し、現地の美味しい味を食べ歩きました。

これを機に、何度もタイに行っては、本物の味を味わったり、現地のホテルの料理教室に参加したりして本場の味を覚えて行きました。

コダマさんはこの味を覚える方法を「音」で覚えて再現していると言われています。
絶対音感の持ち主で、独特の感性でお料理をとらえます。

このお料理たちは、どんな素敵な音楽を奏でるのでしょうか?

めきめきと料理の腕を上げたコダマさんは料理教室の開催や、鎌倉駅前のSÔNBÉ CAFEさんのイベントにケータリングとしてコラボするように。

そんな時、一冊の本との出会いで、会社員として生きるということより自分のやりたいことは料理をすることだと、会社を退職して料理の道に本格的に進むことになったのでした。

アトリエのような二階堂の静かな自然の中で、お参りの後の小さなアジア旅行をぜひ楽しんでください。