希少な蕎麦のお店
大船のメイン通りから少し外れた路地に、緑の暖簾が目印のかまくら手打ち蕎麦英があります。
店主の村西保英さんが「サラリーマンにも食べやすい価格で本物の蕎麦を」というこだわりで作ったお蕎麦屋さんです。
希少な北海道幌加内産の蕎麦粉、「ほろみのり」で、手打ちのお蕎麦が頂けます。
お店を開くまでの経緯
店主の村西保英さんは、札幌のご出身です。
伯父様が蕎麦屋を営まれており、その蕎麦の味が大好きだったのだそうです。伯父様がご逝去された後、同じような味には巡り合えず、自ら蕎麦を打つことにしました。
湯島の「日本蕎麦打ち名人会」に参加し、研鑽を重ねます。
二年目になると、蕎麦打ち体験コースの指導を任されるように。月に一度の湯島での指導のほか、高円寺の東京蕎麦キッチンでも指導するようになっていきました。
そんな村西さんの本業は当時SE(システムエンジニア)でした。
大学卒業以来30年間、国内外への出張もあり多忙な毎日を送っていましたが、50歳を過ぎたら第二の人生を送ろうと考えていたのですが、出張で何度か訪れたミャンマーに魅力を感じるように。
これから発展していこうという気力に満ち溢れたミャンマーを見て、「ここで商売をしたら面白いかも」と思うようになります。
調査のために何度かミャンマーに行きましたが、初めての商売でもあるし、蕎麦以外の材料の入手に問題が多く、断念することになりました。
国内で店を出すなら土地勘のある東海道線沿線がいいと思い、大船でここはいいな!と思う物件に出会います。
その時はタピオカのお店だったので入ることが出来なかったのですが
なんとその一週間後、入りたかったお店が空いたのです。
生粋の蕎麦好きである村西さんは、「蕎麦を回転ずしのようには(本物でないネタを食べさせるようには)したくなかった」と言います。
蕎麦粉のほとんどが輸入品、立ち食いソバなどはほぼ小麦でできている現状です。「サラリーマンの昼食代で、ちゃんとした蕎麦が食べられるように」というのが、村西さんの想いです。
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取材の様子
店舗情報
住所
神奈川県鎌倉市大船1-19-12 河合ビル 1F
https://www.facebook.com/soba.hanabusa
予算
昼:~1,000円
夜:1,000円~2,000円
席・設備
席数 | 10席 (カウンター6席、テーブル4席) |
空間・設備 | カウンター席有 |
WiFi | 有 |
支払方法 | 現金 |
駐車場 | 無 |
蕎麦粉販売元:そば製粉所すずき
公式ホームページはこちらから
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