イタリア料理と自転車の店

お店を開くまでの経緯

サンティッロ・フランチェスコさんはローマで生まれ、10歳の時にお母様の郷里であるスカレアに家族で転居します。

子供の頃見かけたフィアットにデザイナーの名前が書いてあるのを見て、「将来は自分の名前をつけた車のデザインをしたい」という夢を抱きます。

紆余曲折を経てトリノのデザイン学校を卒業したサンティッロさんは、有名なデザイン事務所や、車のメーカーを経験しました。

そんなサンティッロさんがなぜ日本に来たかというと、ドイツへの転勤の辞令があったのですが、風土が合わなそうだと思い南仏に進出するトヨタに転職しようとしました。

ところが誤って履歴書は本社(日本)に送られてしまい、世界100名の応募デザイナーの中から一人だけ採用されてしまったのです。

ずっとカーデザインを手掛けてきましたが、「自転車のデザインは保守的だから、新たに参入する余地がある」と思って作ったのがsantillocicli。

THE GARAGEはそのショールーム兼商談場所、そして自転車関連の方も、そうでない方も大歓迎のカフェなのです。

「高品質の自転車を扱っているのだから、カフェのメニューも高品質でなくては」というオーナーの想いに応えてくれたのは、来日したイタリア人が必ず訪れるとも言われる半蔵門の名店、エリオ・ロカンダ・イタリアーナ。

本物のカラブリア料理、高品質の自転車。

そして初めてあった人同士が仲良くなれるイタリアのバールのような、そんな素敵なカフェなのです。

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